青空に映える屋根と緑の大地に似合う家に住む!

一石三鳥の銀の玉手箱

こんにちは!最近日々の気温差が激しく、風邪をひいてしまい、変な声になってる
十勝で建築資材の営業販売をしている五十嵐です。

僕は冒頭で紹介した通り、普段木造建築資材の(主に木造住宅建築を中心に)営業をしています。そして最近感じる事は、家は様々な形やデザインがあるなぁと感じる事です。僕のイメージするお家は小さい頃から絵にかく場合、三角の屋根のお家のイメージが強いんですが、以前本州の方に聞くと 小さい子が書くお家の絵は三角屋根のお家ではなく屋根は平らの四角のお家の絵を書く子もいるとの事で、住んでる気候や風土そして時代背景によって様々なんだなと感じた事がありました。
そんな話の中から時代背景と言えば最近お家やその他の建物や街灯等々色々な所に使われている電球ですが、これも最近では白熱球や蛍光灯からLEDライトに切り替わっています。そしてその照明を使う器具にも流行があって最近ではLEDダウンライトをお家に設置するところがとても増えています。 そんなLEDダウンライト、増えるのは良いのですが
お家を建てる工務店さんの悩みも新たに出てきています。

流行が生む新たな問題・・・

ダウンライト自体は昔からありますが、LEDタイプのダウンライトはLEDが普及するようになってからなので、ここ最近の照明器具になります。そしてこのダウンライトは小型の物で照明自体が天井に埋め込みになるので天井と照明器具がフラットになり補助的な照明として使うと、とても雰囲気の良い空間の演出になります。
僕の家には築年数も古い所に住んでいるので当然そんな演出が出来る照明器具は ありませんが、住宅工事の最中でほぼ仕上がり間近の場合に見るととても良いなぁとも 感じるダウンライトです。しかし施工をされる工務店さんにとって設置する箇所によっては なかなか苦労を感じるライトでもあるそうです。

気密と熱の悩み・・・

電機屋さんではないので僕もダウンライトについてのイロハは詳しく分かりませんが
色々種類があるらしく種類といっても形の方ではなく、仕様の方なんですが 大まかに7種類の仕様があるそうです(詳しくはウィキペディアを参照して下さい。) 北海道は寒さ対策の為高断熱、高気密住宅を建築する工務店さんが多いので ダウンライトの仕様ではダウンライトの周りにゴムパッキンが付いた気密タイプの ダウンライトの設置が多いようです。

 ダウンライト②

 ※これがダウンライトになります。器具右側に見えるのがゴムパッキンになり、これで気密を 確保するそうです。

 そんな気密型ダウンライトですが、先ほどから気密とか断熱とか書いてますがいったい 気密、断熱って何??って事ですよね。気密とはお家の隙間をなるべく無くしお家内外の無駄な空気をなるべく出さない、入れない事を気密と言い、断熱とは壁や天井に断熱材と言う例えば綿系や保温系の板などを家の屋根もしくは天井と壁、床に充填し熱を家内部に伝わりずらくする事をいいます。
北海道では冬がとても寒く、家内部の暖かい空気や外からの冷気をなるべく逃がさない
入れない住宅にする為に気密・断熱を高くした住宅建築が主流となっています。そんなお家でそして外気に接しやすい箇所にダウンライトを施工する場合、高気密のダウンライトを施工してもなかなかうまく気密がとれずらいのとLEDのライトは発光熱が上に上る特徴があるので上った熱での汗がなかなか厄介だそうです。 現に工務店さんのお話を聞いているとなるべく外気に近い空間、例えば2階の天井には施工をお客様に訳を話をしてなるべく施工しない方向に進める場合もあるそうです。
と、言っても冒頭に書きました通り時代と共にお家のデザインや仕様も変わってきている昨今、技術の進歩で昔ではなかった施工の確立で今ではスタンダードな建築の例もあると思います。
そんな外気に近い空間天井で気密とLEDの特徴の熱の問題も解決できる物があるとの事で最近、 札幌に会社がある㈱スリータックさんという建築、梱包資材のメーカーさんが カネマツに来て下さいました。

大工さんの手間解消とダウンライト設置時の気密・断熱の簡単確保・・・

今回紹介して頂いたのはダウンライトの設置時に気密・断熱を簡単に確保できる物でした。 僕も色々現場や工務店さんの会社に行った際に聞いた話だと、先ほど書きました外気に近い天井箇所でのダウンライト設置の場合気密の確保と熱が上に行かない工夫として コンパネに耐火ボードを張り付けた箱を作成しダウンライトを設置する場合や、箱は作らずにそこに断熱材をかぶせて終わりとの話を聞きました。
箱の作成の場合は1~2個程度ならいいですが、それ以上になると大工さんの手間が物凄くかかるのと、コンパネに耐火ボードを張り付けるとかなりの重量になってしまい天井に負担がかかってしまう事と、断熱材をかぶすだけだと隙間から熱が上に上りやすくそして気密も均一な取り方が出来ない悩みがありました。ですが(株)スリータックさんから紹介して頂いた箱はこんな感じです。

 ダウンライト気密ボックス②

スリータック  LEDダウンライト用気密断熱ボックス DB2015

箱の中身は何も入っていませんビールとか冷たい飲み物を入れて蓋をするとホント保冷BOXっぽいですよね(^.^)

 

この箱は熱や火に強い特殊なグラスウールで箱の形を作り、黒いガラス系不織布で熱を なるべく吸収しやすい様にし上に熱を上げない、そしてなるべく熱がこもらない設計となってます。箱の周りに付いている白いのは、これを剥がすとノリが付いていて気密を確保する シートを接着する工夫にもなっています。
気密断熱が容易に出来て軽くて天井の負荷がかからないし、グラスウール製なので 防火対策もバッチリでなんかありがたーい銀の箱ですよね(^.^)

最後に・・・

流行はお家だけじゃなく、色々な事で付き物だと思いますし年々変化するのでものづくりをされている方々は良い事もありますが、悩みも多いと思います。 そんな中今回はお家で設置が数年前から増えているLEDダウンライトを施工する際の工務店さんの苦労について紹介してみました。 施工の苦労や問題があっても空間演出や雰囲気でやっぱり設置して欲しいと思う人達は絶対にいると思います。確かに僕も良いなぁと思うお家もありました。技術は日進月歩そんなニーズの裏側にある工務店さんの苦労や悩みを少しでも解消できる『銀の箱=気密断熱BOX』。ここ最近出会った自分でもおもしろいと感じた商品だったので、とてもなが~~い紹介をしてみました。

それでは☆彡

 


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五十嵐大介

五十嵐大介

販売促進営業アドバイザー株式会社カネマツ
十勝の工務店様に支持を頂き、カネマツ入社10年目に入ります。お客様の「困った」を解決すべく日々奮闘中です!