青空に映える屋根と緑の大地に似合う家に住む!

建設業界の職人さんについて

こんにちは!6月過ぎてやっっっと十勝も暑くなってきました。
夏の匂いというのでしょうか、何となく季節事に自分だけが感じる匂いが
やっとここ最近匂いを感じた十勝で建築資材の営業販売をしている五十嵐です。

最近消費税を8%~10%へ引上げる事が延長となりました。
住宅着工もこの影響でどうなるかなぁと感じますが、最近聞いた話は
増税延長の影響で今年家を建てたいと思っていた方達が検討になってしまったり
契約前の打合せで、キャンセルを申し出る方々もいるそうです。
しかしここ十勝も6月過ぎてからは建築現場が活発になってます。

そしてこんな事情から5月中頃まで現場着工を待っていた大工さん達が各現場に入り出し
6月から現場はあるけど大工さんが不足している話をききますし、現に「誰かいない?」
と、聞かれる事も多くなりました。

今後はこういう事がもっと増えるのでしょうか?
もしくは住宅に関して言うと新築着工もどんどん減っていくだろうと言われる昨今
大工さんに限らず、職人さんが逆に空いてくる様になるのでしょうか?
正直わかりませんが、建築の職人さんの業種によって高年齢化の業種もある様に感じます。

今回はそんな事について、紹介したいと思います。

日本産業のバランスが偏っている傾向に・・・

以前とてもおもしろかったセミナーで聞いてきたことが、日本の産業バランスが偏っているというお話を聞きました。 それは日本の産業を大きく3つに分けると、第1次産業が農業、林業、漁業、鉱業。第2次産業が製造業、建設業、電気・ガス業。そして第3次産業が第1、第2次産業に分類されないいわゆる小売業、サービス業、流通業他様々あり現在では第4次や5次産業迄細かくする方もいるそうですが。 昔はこの3つに分けた産業の、人の分配はとてもバランス良く就業についていたそうです。 しかし現在は第1次、第2次の就業が減っているそうで、建設業はこの就業者が減っている第2次産業に入っています。
現在では大多数が第3次産業へ就業されているそうで、その割合としては約6割にもなるそうです。 日本の根源は農業から始まりものづくりの代表国でしたが、テレビ等を見ていると 農業は輸入に頼る事が多く、ものづくりは異国にお願いをする事が多くなりました。
そして少し話はそれますが・・・ 現代の若い世代は物がありふれていて物欲が無い、もしくはこだわりが多様化している 話も聞くことがありました。 そしてこの事からこんな事も思いました。

物がありふれていると同時に仕事もありふれて多様化傾向に・・・

昔は第1次産業しかないと言ったら間違いがあるのかもしれませんが、時代と共に 物も仕事も多様化傾向にあると感じます。仕事だって選べる時代になり、なりたいと思ったら昔よりその仕事に就ける可能性は高いはずです。 そんな事なら、これは僕個人の考えですけど、なるべく給料がよくてなるべく体に負担がかからない仕事に就きたい思います。 かといって仕事で楽しい事はあってもラク出来る事なんて何一つ無いんですけど。。。

話は戻りまして、建設業界では体力を使う仕事が多く、現在では若い人がなかなか集まらないのは、僕が思った事も理由の一つとして少しは入っていると思います。 実は2年前に
ある協会のカナダ研修に行った際、現地にいる日本人の方がカナダの建設業界も若い人がなかなか集まらない話を聞きました。 この問題は日本だけじゃないんだなとも思いました。

大工仕事

 じゃぁどうやってこの建設業界で若い人を集める事ができるんでしょうか。

仕事の価値を発信していくのも大事かも。

このYoutubeを良かったら見てください。

 ※外壁工事会社『株式会社ベアフルート』さんに勤めている高橋裕貴さんの素敵な仕事紹介の動画でした。
ものづくりってつらい事もあるけど極めていくと、とても楽しくてカッコイイ仕事だって伝わってきました 普段こういう仕事に携わっていない方だと、外壁工事の職人さんのカッコイイところって 目で見る事が正直無いと思いますし、自分が施工した作品が何年も何十年も、もしかしたら 何百年も残る事だって魅力のひとつですよね☆彡

最後に・・・

今回は物や仕事がありふれた世の中で建築業界の若い職人さんの不足についてと、そんな時代でも熱く頑張る職人さんがいるんだよ。という事を紹介してみました。
職人さんがいなくなったら良い建物は今後建たなくなってしまいますしもっと建築業界も
活発になればいいのになぁと建設業界のいち納材業者ですが思います。
そんな建設職人を養成する学校があり、僕が以前に出会った尊敬する素晴らしい方もクラフツメンスクールの理事としてサポートしています。よかったらチェクしてみて下さい。

一般社団法人クラフツメンスクールのHPは⇒こちらをチェック

それでは☆彡

 

 


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五十嵐大介

五十嵐大介

販売促進営業アドバイザー株式会社カネマツ
十勝の工務店様に支持を頂き、カネマツ入社10年目に入ります。お客様の「困った」を解決すべく日々奮闘中です!